浪費家ワーママさちのブログにご訪問下さりありがとうございます。
instagramでポイントサイトの紹介ポストを良くみかけませんか?私のところから登録するのが一番お得!とかいうやつ。紹介した報酬とダウン報酬で稼いだ金額を公表しているインフルエンサーも少なくないですよね。
ダウン報酬とは
自分が紹介したポイ活ユーザーがポイントサイト内で獲得したポイントの一部~全額がもらえる制度のこと。ティア報酬ともいいます。
ポイントサイトのダウン報酬で稼いでいる主婦の皆様。
稼いだポイントは雑所得とみなされ、税金を支払はなければならないことをご存知ですか?
はい。今回はさちも大の苦手、税金のお話です。
正直ポイントサイトで稼いだ収入に対しての見解は税理士さんの間で意見がわかれるそうです。ポイントサイトで稼いだ額は現金に換金されない限り税務署で収入を把握することが困難だからバレないからグレーになっているそう。
とはいえ、国は国民から税金を集めるのに必死になっているこのご時勢。雑所得が高額であればあるほどいつ何時、税務署からつっこみが入るかわかりません…。
というワケでポイントサイトで稼いだ収入に税金がかかるのか否かをクリアーにする為、最寄りの税務署に問い合わてみました♪
目次
ポイントサイトで稼いだポイントは税金がかかる?
厳密にいうと税金がかかるポイントとかからないポイントがあります。
税金がかかる雑所得とは?
雑所得とは以下のような収入をさします。
雑所得とは、所得税における課税所得の区分の一つであって、利子所得、配当所得、不動産所得、事業所得、休所得、退職所得、山林所得、譲渡所得および一時所得のいずれも該当しない所得をいう(所得税法35条)
ブログでの広告収入・アフィリエイトで得た報酬は雑所得になるという見解は皆様既にご存知かと思います。前回の記事にしたラクサスでバッグをレンタルして得た収入ですら雑所得として申告する必要があるとラクサス公式HPに掲載されていますよね。
楽天市場で還元されるポイントは所得とみなされない
例えばですが楽天市場などのWEBショッピングで購入したら付与されるポイントだったり、実店舗で購入時にたまるポイントやクレジットカード利用で付与されるポイント等は所得とみなされません。
そんなの当たり前に思いますが、楽天市場で年間20万円相当のポイントが付与されるようになると少しばかり気になったきたので税務署に問い合わせてみました。
[blogcard url=”https://kakei-sacci.com/pointget-method/”]
ポイ活で得た収入は雑所得として申告が必要?
ポイントサイトで稼いだ収入は雑所得として間違いはなさそうなんですけど、そこに明確な基準や法律はないそうです。いわばグレーゾーン!!たくさんのブログやサイトで税理士さんの見解や税務署の見解が書かれていますがどれも本当に意見がバラバラ。最終的には自分で判断しなければなりませんので私の見解をまとめてみました。
- 給与所得者なら年間20万円以上・専業主婦なら38万円以上お小遣いサイトでポイントを稼いだ場合。
- ポイントサイトで得た収入は全て雑所得になる。(広告利用で得たポイントは割引と見なす見解もあるけど、明確な基準はない)
- ポイントサイトで得た収入は基本的には全て雑所得と思ったほうが無難。
- ポイントサイトで得たポイントを現金に換金した場合のみ雑所得となるという見解もある。
- 正直なところ現金に換金されない限り、税務署は把握できない。
- とはいえ、今後ポイントサイト収入における明確な基準が示される可能性は高い。
いったいどのくらい税金を支払う必要があるの?
雑所得は給与収入と合算して累進課税で税率が決まります。給与所得者の場合、給与+雑所得の合計金額で課税される所得税額が決まります。
専業主婦でポイントサイトだけの収入で年間200万円を超えるとはほとんどないと思います。
税率 | 課税所得 | 控除額 |
---|---|---|
5% | 195万円以下 | 0円 |
10% | 195万円超え~330万円以下 | 97500円 |
20% | 330万円超え~695万円以下 | 427500円 |
23% | 695万円超え~900万円以下 | 636000円 |
33% | 900万円超え~1800万円以下 | 1536000円 |
40% | 1800万円超え~4000万円以下 | 2796000円 |
45% | 4000万円超え | 4796000円 |
上記の所得税に加えて住民税が一律10%なので課税所得4000万を超えて稼ぐと45%+10%で55%も税金を支払うハメに。さすがにポイントサイトでそこまで稼ぐ人はいないし、そこまでの高額所得者は税理士さんにお任せしていることでしょう。
例)ポイントサイトで年間100万円稼いだ専業主婦の場合…100万円×5%=5万円が納税額になります。さらに住民税は一律10%なので+10万円の合計15万円になります。
雑所得を節税する方法
必要経費と相殺して申告する
給与所得者なら年間20万円以上の収入があった場合、専業主婦なら年間38万円以上の収入があった場合、確定申告する必要があります。
私の場合、給与所得者です。一応、会社に副業していることを隠しておきたい人です。私はポイントサイトでの収入は大したことないのですが、その他アフィリエイト収入だったり、ブログ収入があります。
ポイントサイト(12万円/年)+アフィリエイト(15万円/年)+ブログ収入(20万円/年)=年間47万円の収入
年間47万円の収入だとしたらそこから副業するのにかかった経費を引くことができます。私の場合、ブログを運営しているので経費として計上できるものに以下があげられます。
- 通信費
- 電気代
- スマホ・タブレット・パソコン代金の一部
- ブログ運営にかかったお金(サーバー代・ドメイン取得代etc…)
- 取材にかかった費用
雑所得47万円/年ー必要経費27万円=20万円/年の収入なので確定申告不要
※確定申告不要でも住民税は別途申告して支払う義務があります。
ふるさと納税
雑所得で収入があがればふるさと納税の限度額があがりますよ。
ふるさと納税とは
応援したい好きな自治体に寄付することができ、寄付した金額は所得税・住民税の控除の対象となる制度。寄付した金額は自己負担2000円を除いて控除されます。
例えば雑所得とあわせて年収が約500万円だった場合、ふるさと納税の限度額は約6万円です。限度額ギリギリまでふるさと納税した場合、58000円も所得税・住民税から引かれます!!
ふるさと納税の限度額を知りたければ下記のサイトが便利でおススメです。
[blogcard url=”https://kaikei7.com/shotokuzei_juuminzei_keisan/”]
ふるさと納税は楽天市場で返礼品を選んで寄付することが出来ます。買い物マラソン対象なので買いまわりでポイント加算狙えば自己負担額の2000円なんてあっとい間にペイできてしまいますよ!!
個人事業主になる
ある程度の収入が見込めるようになれば、開業届けを出して個人事業主になることをおススメします。
- 扶養のまま個人事業主になれる
- 青色申告をして一定の条件を満たすと、65万円控除特例を受けれる
- 経費と相殺して所得を申告できる
確定申告不要でも住民税を支払う義務があるので注意!
所得を申告して住民税を支払いましょう
雑所得が20万円以下(専業主婦なら38万円以下)なら確定申告しなくて大丈夫=税金の申告は不要という考えは間違っています。実は私も知らなかったんです…
副業禁止のサラリーマンなら普通徴収に切り替え必須
サラリーマンで副業が会社にバレたら困るという方は、市民税を申告する際に雑所得分は普通徴収にしてくださいとお願いしましょう。
経費と相殺して20万円以上の雑所得があり、確定申告する場合は申告表の確定申告書 第2表に住民税に関する項目があるので[自分で納付]を選択すると普通徴収されるので住民税の通知が会社には行かず、自分のもとに届きます。
ただ100%ではないのでもし不安な人は、納税通知書が送られる前の4月中旬頃に市区町村に電話して確認すると良いと思います。
余談ですがもうすぐ副業OKの世の中になる?
サラリーマンの副業が認められている会社も増えてきていますが、まだまだ私の勤める会社で副業を公にすることは出来ません。
先日、税理士さんとお話する機会があったのですがそのうち全面的に副業OKになるよとのこと。公務員が副業OKになればどの会社でも認めざるをえない。それはもうすぐだよー!と仰ってました。
期待して待ちましょう…!!!
ポイ活収入に税金がかかるケースまとめ
- アフィリエイト収入
- 楽天ROOM
- ポイントサイトでの広告利用で得たポイント(ただし割引とみなされる場合もある)
- ポイントサイトの紹介特典・ダウン報酬で得たポイント
ポイントサイトで稼いだ収入はれっきとした所得です。ポイントサイトで高額を稼ぎ出す凄腕インフルエンサーの方はきちんと確定申告をして税金を支払ったほうがよさそうです…
私のような時々広告利用をしてたまーにブログから新規登録してくれるぐらいの収入なら現金に換金せずマイルに交換したりすれば税務署にバレてしまうこともなさそうです。
が、国は国民から税金を集めたがっているのでいつ何時ポイントサイトの高額収入者がフォーカスされるかわかりません。仮想通貨がそうでしたよね…
今後の私の野望としては、出来れば個人事業主として青色申告出来るまでになること。
ポイ活ユーザーの皆様の参考になれば嬉しいです。本日も最後までお付き合い下さりありがとうございました。
あくまで私の管轄の税務署の見解と、個人的に調べた結果を記事にしています。確定申告するかしないかはくれぐれも自己責任でお願い致します。